B-tree Index 再構成
B-treeインデックスの更新によって性能が劣化するのを防ぐため、DBMSごとにインデックスを再編成する具体的な方法は以下の通りです。
PostgreSQL
PostgreSQLでは、REINDEXコマンドを使用してインデックスを再編成します。特定のインデックス、テーブル、またはデータベース全体に対して実行できます。
特定のインデックスを再編成
REINDEX INDEX a_index;
テーブルの全てのインデックスを再編成
REINDEX TABLE a_table;
データベースの全てのインデックスを再編成
REINDEX DATABASE a_database;
書き込みをブロックせずに再編成するには、CONCURRENTLYオプションを使用します。
REINDEX INDEX a_index CONCURRENTLY;
MySQL
MySQLでは、OPTIMIZE TABLEステートメントを使用してテーブルとインデックスを再編成し、最適化します。
OPTIMIZE TABLE a_table;
また、ALTER TABLEを使用してインデックスを再構築することも可能です。これは一度インデックスを削除し、再作成するのと同じ効果があります。
ALTER TABLE a_table ENGINE=InnoDB;
Oracle Database
Oracle Databaseでは、ALTER INDEX REBUILDコマンドを使用してインデックスを再構築します。
ALTER INDEX a_index REBUILD;
オンラインで再構築するには、ONLINEオプションを追加します。これにより、再構築中もテーブルへのDML操作(INSERT, UPDATE, DELETE)が可能になります。
ALTER INDEX a_index REBUILD ONLINE;
SQL Server
SQL Serverでは、ALTER INDEXステートメントにREBUILDまたはREORGANIZEオプションを付けて使用します。
REBUILD: インデックスを再構築します。断片化を完全に解消し、新しいインデックスを作成します。
ALTER INDEX a_index ON a_table REBUILD;
オンラインで実行するにはWITH (ONLINE = ON)オプションを追加します。
REORGANIZE: インデックスのリーフページの物理的な順序を論理的な順序に合わせることで、断片化を解消します。REBUILDよりもリソースの消費が少ないですが、断片化の解消度は低くなる場合があります。
ALTER INDEX a_index ON a_table REORGANIZE;