lvncerpedia

アジャイル開発のテンプレート

チーム開発を始める際は、ゴール設定 → 計画立案 → 体制・役割分担 → タスク管理 → 開発・レビュー → 振り返り・改善 の流れで進めるとスムーズです。それぞれのフェーズでやるべきことを具体的に説明します。

  1. ゴール設定 最初に「何を作るのか」「どんな価値を提供するのか」をチームで明確にします。 やること プロダクトの目的・目標を定義 → 例:「Markdownファイルを読み取って会議を効率化するアプリを作る」 MVP(Minimum Viable Product)の定義 → 最低限どこまで作ればプロダクトが機能すると言えるかを決める 完成の基準を明確にする → 例:「Markdownからアンケート生成とNotion参照、Voicevox読み上げができればOK」

  2. 計画立案 やること レジュメやイシューのテンプレート作成 Issue, pull req, ドキュメントテンプレート(レジュメや議事録のフォーマット) マイルストーン(Milestone) → 大きな達成目標を定める → 例: 1週間目:Markdownからアンケートを生成 2週間目:Notionとの連携 3週間目:音声読み上げ機能を追加 スコープ(Scope)の決定 → 開発する範囲を決める(「やること」と「やらないこと」を明確に) タイムラインの作成 → 各タスクの締め切りを決める ワークスペースの決定 役割 ツール 理由 コミュニケーション Discord, Slack テキスト・音声・画面共有で素早く相談できる(リアルタイム) タスク管理 GitHub Projects, Trello, Notion カンバン式に進捗を視覚化できる コード管理 GitHub, GitLab バージョン管理、CI/CD統合可能 ドキュメント管理 Notion, Confluence 手順書・議事録・デザインなどを一元管理(非同期)

  3. 体制・役割分担 チームメンバーの役割を決めます。 やること 開発担当 → フロントエンド、バックエンド、インフラなど 管理担当 → プロジェクトマネジメント、進捗管理 品質管理担当 → コードレビュー、テスト、デバッグ UI/UX担当 → デザイン、ユーザー体験の向上 注意 専門性に応じて役割を分ける 必ずしも一人が一つの役割を担う必要はない

  4. タスク管理(カンバン + イシュー) 計画した作業を細かくタスク化し、進捗を可視化します。 やること GitHub Projects や Trello などでカンバンを作成 タスクの作成 → イシュー登録 例: 「Markdownの解析機能を実装」 「Notion APIの認証を設定」 「アンケート生成機能のテストを書く」 タスクの優先度を設定(High, Medium, Low) タスクの状態を管理 → 「ToDo」「In Progress」「Review」「Done」のようなカラムを用意

  5. 開発・レビュー 計画に沿って開発を進めます。 やること ブランチ戦略(Git Flowなど) → main or master ブランチを安定版にする → feature/* ブランチで開発 → Pull Request(PR)を作成 PR(プルリクエスト)の運用ルール 必ずコードレビューを通す レビュアーを2人以上に設定 CI/CDの導入 自動テスト → Lintチェック → ビルド → デプロイまで自動化

  6. 振り返り・改善 一定期間ごとに振り返りを行い、プロセスや品質を改善していく。 やること スプリントレビュー(例:2週間ごと) → 完成した機能を確認 レトロスペクティブ(振り返り) → 良かったこと・改善点を話し合う KPT法 を活用 Keep → 継続すること Problem → 問題点 Try → 次回改善して試すこと ユーザーフィードバックの収集 → 実際に使ってもらい、UXの改善に活かす

開発スタイルのアドバイス スクラム開発 がおすすめ → 2週間スプリントで区切って進める → スタンドアップミーティングを毎日実施(10分程度) GitHubのIssue + Project機能 を活用 → Issueで細かいタスクを管理 → Projectで進捗をカンバン式に管理 PR(プルリクエスト)レビューを必須にする → 品質維持に重要

実践例 例:アンケート生成機能のスプリント計画 期間 作業内容 担当者 状態 1日目 Markdown解析機能の実装 Aさん ToDo 2日目 Markdownからアンケート生成 Bさん In Progress 3日目 Notionとの連携 Cさん ToDo 4日目 コードレビュー Aさん・Cさん Review 5日目 動作テスト Bさん Done